レストランで
このところ、外出が多くてゆっくり机に座っていられない。
PCも、メールチェックで開けるくらい。
出張先でも、携帯できるノートがあればいいですけど
飛行機の中や駅などで、パカパカやっているビジネスマンを見ると
ノート一台欲しいな~って思います。特にあの横に取り付けるアンテナみたいなのがあれば、どこでもネットができるんですよね。うらやましいです。
今週の木金で東京に出張していました。
その時のお話をちょっとします。
今回は、僕の会社の社長と出張でした。
結構、ユニークな社長で、すごく人柄のいい方です。
しかし、時々笑わしてくれます。
木曜日に羽田空港に着いて、昼飯を食べようと空港内のレストランに入りました。
“何でもいいから、好きなところに入りなさい”と僕に聞きながら、
レストラン街に先に歩いていって、もうここしかないと言わんばかりに店の中に入っていって
しまった。よっぽど気に入ったメニューがあったのだろうか?
昼どきなので、まあ店が混んでいる。入り口でしばらくお待ちくださいと言われたのに、
ずんずん店の中に行ってしまった。店の人も、その勢いは止められなかったらしい。
僕は、入り口でそれを見守った。
しばらくして戻ってきた。
“けっこう混んでるよ!”
店の人が言っていたので、間違いないと思ったが、社長は自分の目で確認しないと気がすまないらしい。
しばらく待って、席を案内された。
メニューを開き、“大したのがないなあ~”といいながら、3~4枚ほどのメニューを何回も見ていた。なぜこの店を選んだのか、ますますわからなくなった。
ミックスフライ定食を選んだ。
年齢の割りにこってりしたものが好きです。
若者ではないんですが、必ずご飯は大盛りにしてと頼みます。
僕は、ランチセットのカツ丼セットにした。
“それで足りるの?”
社長の頭の中には、お店の安いランチセットメニュー=量が少ないになっている。
しばらくして、ウエイトレスのまだ新人さんぽい女の子がひとつのセットを持ってきた。
何も確認せずに、社長の前にその膳を置いた。
“これミックス?”と社長が聞いた。
誰が見ても、ミックスフライではない。メニューも写真着きなので違うのは、はっきりしていた。
僕もひと言いたかったが、人の頼んだものをとやかく言ってもと見守ってみた。
その店員が、“はい”と自身なさそうに言ったのを信用して、社長はすばやく味噌汁の蓋を開けた。僕も声をかけるタイミングを失った。あまりにも早かった。
そこに置かれているのは、天ぷらと焼き魚と刺身などを盛り合わせした膳だった。
すごい。食べちゃうよ!
お先にと言って、食べ始めた。
しばらくして、ウエイターさんがカツ丼セットとミックスフライセットの大盛りを持ってきた。
カツ丼セットを僕の前に置いて、
ミックスフライを困ったように、持って帰った。
しばらくして、ミックスフライがもう一度来た。
ウエイターが、“ミックスフライ定食の大盛りを頼みましたよね?”
社長“・・・・・・”箸を持った手が止まった。金縛り状態になっていた。
“そうだよね!おかしいと思ったんだよ”
普通は、おかしいと思ったら、食べねーよなぁ~
社長の食べたそのセットは、後ろの席の人の分だったらしく、あわてて作りなおしていた。
気の毒に周りの人が、食べ終わった頃に届けられていた。
“もうこれでいいから、そのセットは食べれないよ”
そりやそうでしょう。
ミックスフライセットは、誰にも食べられることなく厨房に消えていきました。
僕もその一部始終を見ていて、何で言ってやらなかったんだろうって反省しました。
それにしても、すぐ手を付けるの早かったんだよな~
なんとも愉快な社長です。
PCも、メールチェックで開けるくらい。
出張先でも、携帯できるノートがあればいいですけど
飛行機の中や駅などで、パカパカやっているビジネスマンを見ると
ノート一台欲しいな~って思います。特にあの横に取り付けるアンテナみたいなのがあれば、どこでもネットができるんですよね。うらやましいです。
今週の木金で東京に出張していました。
その時のお話をちょっとします。
今回は、僕の会社の社長と出張でした。
結構、ユニークな社長で、すごく人柄のいい方です。
しかし、時々笑わしてくれます。
木曜日に羽田空港に着いて、昼飯を食べようと空港内のレストランに入りました。
“何でもいいから、好きなところに入りなさい”と僕に聞きながら、
レストラン街に先に歩いていって、もうここしかないと言わんばかりに店の中に入っていって
しまった。よっぽど気に入ったメニューがあったのだろうか?
昼どきなので、まあ店が混んでいる。入り口でしばらくお待ちくださいと言われたのに、
ずんずん店の中に行ってしまった。店の人も、その勢いは止められなかったらしい。
僕は、入り口でそれを見守った。
しばらくして戻ってきた。
“けっこう混んでるよ!”
店の人が言っていたので、間違いないと思ったが、社長は自分の目で確認しないと気がすまないらしい。
しばらく待って、席を案内された。
メニューを開き、“大したのがないなあ~”といいながら、3~4枚ほどのメニューを何回も見ていた。なぜこの店を選んだのか、ますますわからなくなった。
ミックスフライ定食を選んだ。
年齢の割りにこってりしたものが好きです。
若者ではないんですが、必ずご飯は大盛りにしてと頼みます。
僕は、ランチセットのカツ丼セットにした。
“それで足りるの?”
社長の頭の中には、お店の安いランチセットメニュー=量が少ないになっている。
しばらくして、ウエイトレスのまだ新人さんぽい女の子がひとつのセットを持ってきた。
何も確認せずに、社長の前にその膳を置いた。
“これミックス?”と社長が聞いた。
誰が見ても、ミックスフライではない。メニューも写真着きなので違うのは、はっきりしていた。
僕もひと言いたかったが、人の頼んだものをとやかく言ってもと見守ってみた。
その店員が、“はい”と自身なさそうに言ったのを信用して、社長はすばやく味噌汁の蓋を開けた。僕も声をかけるタイミングを失った。あまりにも早かった。
そこに置かれているのは、天ぷらと焼き魚と刺身などを盛り合わせした膳だった。
すごい。食べちゃうよ!
お先にと言って、食べ始めた。
しばらくして、ウエイターさんがカツ丼セットとミックスフライセットの大盛りを持ってきた。
カツ丼セットを僕の前に置いて、
ミックスフライを困ったように、持って帰った。
しばらくして、ミックスフライがもう一度来た。
ウエイターが、“ミックスフライ定食の大盛りを頼みましたよね?”
社長“・・・・・・”箸を持った手が止まった。金縛り状態になっていた。
“そうだよね!おかしいと思ったんだよ”
普通は、おかしいと思ったら、食べねーよなぁ~
社長の食べたそのセットは、後ろの席の人の分だったらしく、あわてて作りなおしていた。
気の毒に周りの人が、食べ終わった頃に届けられていた。
“もうこれでいいから、そのセットは食べれないよ”
そりやそうでしょう。
ミックスフライセットは、誰にも食べられることなく厨房に消えていきました。
僕もその一部始終を見ていて、何で言ってやらなかったんだろうって反省しました。
それにしても、すぐ手を付けるの早かったんだよな~
なんとも愉快な社長です。
by bunka-inc
| 2005-03-12 08:29
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